先生、この気持ちはどうすればいいですか?

「あれは、」

「言わなくていい。
つか、
別に何も見てねーから」


「……っ。
ハメたんですか?」

「廊下で変なことすんなよ?
って、それだけ。
まーお前っていうより、
本田先生の方が
心配だけどな」

「変なことなんかっ、
……ちょっと、
せんせーってば!」



じゃーな、と
爽やか風に手を振って
(全然爽やかじゃない)、
三好先生も去っていった。





……変なことしてた
って思われても、
仕方ない状況だったんじゃ?

しかも、
職員室の目の前だし。


なのに、優作先生から
ボタンやって、って……。






「本田先生の方が
心配だけどな」

夜眠りにつくまで、
何度も脳内再生された。