「本田先生 いらっしゃいますか?」 菜々子と香織に 付いてきてもらい、 職員室の扉を開けた。 「本田ちゃんなら、 研究室にいると思うけど」 応えたのは竹内先生。 国語科研究室にいるなら、 お仕事中かぁ。 二人の方を向き、 「付いてきてもらったのに ごめんね。 やっぱり授業のときに……」 と告げた。 「あー、 インポータントな感じ? その、あれだ、 正確に言うと、 研究室の外にいるはず」