「真琴ぉ、
まじサンキュー!
助かった!」

「うん、
どういたしまして」


私は模造紙を書く係
だったんだけど、
他の係より早く
仕事が終わったので、
香織のいる地球儀班の
手伝いをしていた。


「ほとんど新聞紙だけで
作ったのにさぁ、
かなり上手くできたねー」

「だよね、
完璧な球じゃん」






「香織ごめーん」

「あたしもごめん!」


「もう、遅いんだけどー」

香織と同じ
地球儀班の子たちが
来たみたい。


「真琴、
あとは仕上げだけだから、
ウチらで頑張るね。
ほんとサンキュー」

「オッケー。
じゃぁ私は
昼ご飯買ってこよっと」