「……あっ、
誰か転んだ!?」

「あいつ、
1組のヒロじゃね?」

「本当だぁ、
平気かな?」

「バトンゾーンまで、
あとちょっとだったのに」

「あぁっ、
救護班とっととしろやー。
俺が行っちゃろうか」


一瞬前とは打って変わって、 
神妙な面持ちで
1組の光村君を心配する
3組のみんな。