Magic Academy ~禁書に愛された少女~

部屋にもどり、はぁ、と荷物をソファに置く。

「おかえり」

いきなり声をかけられてビックリした。
声の方を向いて思い出す。

「ただいま、シーク」

シークがぎゅっと抱きついてくる。

「…また、アンリに何か聞かれたのか」

言われて驚く。

「なんでわかるの?」

「…ちょっとな。それより、何の用だったんだ?」

聞かれて、シークにも話した。

「そうか、ウォードが出てきたか」

シークはにやりと笑って言った。

「…なんか悪い笑顔だね」

言うと、シークは何も言わず、ふっと笑った。