Magic Academy ~禁書に愛された少女~

今日はこのまま、サボってしまおうという、うみのアイデアに全員が賛同したところで、先生にみつかり、こってりとしぼられた。

怒る先生たちを眺めながら、そらはにやけそうになるのを必死でこらえていた。


永く胸の奥でしこりとして残っていたものが、ようやくとけて崩れるのがわかった。

どんなに求めても、決して手に入れられないと諦めていたものを、もしかすると、手にすることができるかもしれない。


「そら?聞いているのか?」

すみません、と謝ると、隣でうみ達が笑っていた。

「お前たちも、笑いごとではないんだからな!?」


…ううん、もう、できたのかもしれない。


そらはそっと、自分のとなりで一緒に怒られている友人たちを見つめながら、そう、思った。