シャランと音がして、はっと我に返った。
「そら」
シークに名前を呼ばれて、少しドキッとした。
そして、首に冷たい感覚が蘇る。
手をそっと、持って行くと、いつもの場所に、シークが居た。
「シーク…自分でできるんじゃん」
「結構大変なんだよ」
シークが笑いながら言う。
そらも溜息をつきながらも、くすっと笑った。
「さ、行こう」
優しいシークの声に、少しだけそらの表情に笑顔が戻る。
「…そうだね、いこっか」
そらは頷いて、カーディガンを羽織ると、玄関へと向かった。
「そら」
シークに名前を呼ばれて、少しドキッとした。
そして、首に冷たい感覚が蘇る。
手をそっと、持って行くと、いつもの場所に、シークが居た。
「シーク…自分でできるんじゃん」
「結構大変なんだよ」
シークが笑いながら言う。
そらも溜息をつきながらも、くすっと笑った。
「さ、行こう」
優しいシークの声に、少しだけそらの表情に笑顔が戻る。
「…そうだね、いこっか」
そらは頷いて、カーディガンを羽織ると、玄関へと向かった。