Magic Academy ~禁書に愛された少女~

「でもさ、そらってすごいよね」

アッシュに言われて首を傾げる。

「なにが?」

不思議そうな顔をするそらに、アッシュも不思議そうに返事をした。

「だってさ。実技はからっきし苦手でダメダメなくせにだよ?なぁんか、そういう、万人が見れるようなもんじゃないものは見えたりするじゃない?」

言われて、そらは苦笑いを浮かべた。

「でも、絶対に見えるわけじゃないし、多分、波長が合うとか、そういうのがあるんじゃない?」

そらが言うと、アッシュはなるほど、と頷いた。

「そっか。そういう場合もあるもんね。私、てっきりそらには秘められた力があると思ってたんだけどなぁ…」

少し残念そうに言うアッシュに、そらは笑った。

「いらないよ、そんな秘められた力なんて。普通で十分だから、みんなみたいに魔法が使いたいよ」

そらの言葉に、アッシュはそうかなぁ?と首を傾けた。そらはそうだよ、と頷く。

「ま、とりあえず、今からちゃちゃっと作っちゃおう!」

アッシュの言葉に、そらは頷いた。