Magic Academy ~禁書に愛された少女~

「難しく考える必要はない。そらなら大丈夫だ」

シークにそう言われると、なぜだか不思議と、大丈夫だと思えた。そらはこくんと頷くと、ルンの方を見た。

「ねぇ、ルン」

声をかけると、ルンは首をかしげながら微笑んだ。

「私と、暫く一緒に過ごしてくれる?」

聞くとルンはハニカみながら頷いた。

「ユエ、私頑張るよ!」

ふんっと力を入れる。

「いや、別にそんなにきばんなくていいよ。一緒にいてくれればそれで」

拍子抜けな答えが帰ってきたが、しかし、ユエも少しだけ笑っているのがわかった。