そして… 「オレ、お前の事、好きなんだけど。」 「えっ!?」 「中学ん時から、ずっと…好きだったんだけど…」 「ウソでしょう?」 「ウソじゃねぇ~よ。この高校、受験したのも、お前が受験するって、聞いたからだよ。」 「う…そ…」 「ウソじゃねぇ~って言ってるだろう。」 また、近づいてきた… なんか、逃げなきゃ… 「ごめん…」 そう言って、この場から逃げ出そうとした… けど、腕、掴まれて クルッて、向き変えられて そのままギュウッ…って 抱きしめられた…