カツカツカツ… 静まり返る教室で 黒板に向かい字を書いている先生の背中に あたしは、いつもテレパシーを送る。 「先生、気づいて…あたしに、気づいて」って… たとえ、叶わぬ恋だとしても 先生を好きになったこの気持ちに ウソはつきたくなかったから… きょうも、先生にテレパシーを送るの 「早く、あたしの気持ちに気づいてください」って…