頼まれていた洗い物を片付けてダラダラと過ごしながら正木を待つ。 雨の日に出かけるのもおっくぅでテレビも付けっぱなしで眠ってしまっていた。 …―うたた寝しながら夢を見た。 だけど、その夢は妙にリアルでおかしな夢。 バイトに行ったはずの正木がテレビを消して、そっと毛布をかけると眠る俺の顔を見つめ出かけてしまう夢…― 「……!!」 怖くもなく不気味でもない夢だったはずなのに… 飛び起きると額は汗でびっしょりと濡れていた。