時々、小さな唸り声を出してみたり寝言みたいな事を言ったり… …―寝てるだけなのに忙しい奴だな。 コーヒーを飲みながら笑う。 すると、また小さな唸り声が聞こえて顔を覗き込むと馬鹿丸出しでニッコリ笑ったかと思った途端、 「悠…斗…さ…遅いよ…」 眉根にシワを寄せて、また眠り出した。 …―寝言で名前を呼ぶな。 自分の顔が熱くなっていくのが分かる。 …―俺の家族は今はコイツだけなんだよな。 「ただいま…」 眠るガキを起こさないように髪にそっと触れた。