「手当て、するね」 …ねぇ? 今何を思っている? 俺の事? 君の悲しげな瞳は何を思っての事なの? …愛しい。 愛しい 愛しい 愛しい 愛しい 俺にはもう君しか見えないのに。 俺には君が必要なのに。 ――――――――――――――― 大好きなんだ………… 膝にかかる冷たくも温かくもない水の感触がし、 気づいた時には 思ってもいない事が口から滑り出てきていた。 「…痛いッ」