それから五時間後…
――プルルル…
突然電話が掛かってきた。
「はい。もしもし。」
『もしもし。愛場さんのお宅でしょうか??』
「はい。そうですが。」
一体だれだ??
聞いたことのない声だ…
しかも女??
『私、友衣さんが今日から通っている料理教室のもので
坂井と申します。』
…………料理教室…??
「はぁ…。それで一体なんのご用でしょうか??」
大体の予想はつくけどさ……
(-.-メ)
『はい。実は友衣さん…ちょっと問題がありまして……。』
も、問題……(T_T)
『事情をお聞きしたいので一度来てもらえますか??』
おいおい…(ToT)
一体何したんだよ…
めっちゃ恥ずかしくね??
「わかりました。
失礼ですが、友衣の両親は出掛けているので、代理で私でもいいでしょうか?」
『えっ!お兄様ではなかったんですか!?』
「はい。居候させてもらっている…恋人です。」
うわっ////
俺赤の他人になにいってんだよ…!
………あとでバレたら友衣に殺されるな。


