それからまた一週間の間、俺はしごきにしごかれた。

一本ずつしか花を咲かせることが出来なかったレオナルドも、今では一度に数十本も咲かせられるようになり、それを避ける俺の跳躍力も格段にアップした。

力の入れ方は人間に化けたトゥインクルが身をもって教えてくれる。

いつの間にか奴に生えていた耳や尻尾は無くなっていた。

「サ、サライ!」

「うにゃう!(違う!)にゃっにゃななん!(あっち行け!)」

そんなトゥインクルに決まってレオナルドが抱き付こうとするが、遣い魔もやはり嗜好はノーマルなので、セクシーな牝猫ちゃん以外は遠慮したいみたいだ。