彼が重い口を開くの同時に キンコーン キンコーン チャイムがなってあたしが出ようとソファを立つと 「い、行くな」 ってあたしの手を掴んで止めてくる彼 「な、なに言ってるんです?お客様ですよ?」 「ち、違うんだ」 キンコーン キンコーン 尚も鳴り続けるチャイム あたしはしびれを切らせて彼の手を振り払ってドアに近づくと 「行くなって!!やめろっ!」 「いい加減にしてくださ」 ドアに手をかけて開けた瞬間