その日、僕は神になった

「そして今、それがもっとも大きな問題となっているのです」
 強気な彼女の瞳に、初めて弱さという感情がこもった。僕は思わずその瞳を見てドキッとした。いつかどこかで、この瞳を見たことがある…、いつ?どこで?それ以上は固く封印された記憶の扉の内側にあるのだろう、いくら考えてもそれ以上は思い出せなかった。