そういう恩義もあってか、 なかなかこいつには頭が上がらない。 喜三郎、ってなんか笑える名前ついてるのに、 いつも泣いてるのは俺の方で、 いつも一緒にいたけど、俺は完全にひなたの子分で。 「きぃちゃん、女の子に優しくしないとダメだよ?」 くそっ。 1コしか違わないのに、未だに姉ちゃんみたいな口をきくんだ。