【戦国恋物語】出会いは突然風のように…

ぼんやりとした蝋燭の明かりの中、その人の身内からほとばしり出る輝きだけで、部屋の中は眩しく照らされているようだった。


わたしは、その目には見えない輝きに当てられたように敷居のところで立ちすくみ、一歩も動けなくなっていた。


その人はわたしを見ても眉ひとつ動かすでもなく、泰然と微笑んでいる。