「おなか空いた……」
何もすることなく手持ち無沙汰なわたしができることと言えば、時折立ち上がり格子の隙間から雪の積もり具合を確認することぐらいだ。
その上食べる物もないから、すっかりおなかが空いてしまった。
もうとっくに夕餉の時刻は過ぎている。
「秀政、どうしてるかな?」
彼のことだから、忙しくしていてもわたしのことを気にしてくれているだろう。
でもとりあえず。
「おなか空いた」
さっきからそればかりだ。
白湯でも飲めば少しは空腹も紛れるかと、囲炉裏にかかっている土瓶に手を伸ばした。
その時からりと戸の開く音がした。
「秀政?」
言いながら振り向くと、そこには見知らぬ男が。
「あ……」
ど、どうしよう。
ほんとに秀政の妻ですって言わないとだめかな。
何もすることなく手持ち無沙汰なわたしができることと言えば、時折立ち上がり格子の隙間から雪の積もり具合を確認することぐらいだ。
その上食べる物もないから、すっかりおなかが空いてしまった。
もうとっくに夕餉の時刻は過ぎている。
「秀政、どうしてるかな?」
彼のことだから、忙しくしていてもわたしのことを気にしてくれているだろう。
でもとりあえず。
「おなか空いた」
さっきからそればかりだ。
白湯でも飲めば少しは空腹も紛れるかと、囲炉裏にかかっている土瓶に手を伸ばした。
その時からりと戸の開く音がした。
「秀政?」
言いながら振り向くと、そこには見知らぬ男が。
「あ……」
ど、どうしよう。
ほんとに秀政の妻ですって言わないとだめかな。

