【戦国恋物語】出会いは突然風のように…


葉が川面をたゆたうような


綿毛が風に舞うような


そんなおぼつかない


けれど安心できる



そんな感覚を、わたしは夢の中で味わっていた。


右も左も


上も下も


何もわからない



ただ自分がそこにいる、というだけの感覚



自分だけ……




心地いい……