運命は必然 必然は運命

■紅い君■

嗚呼…真っ赤だ。

君が真っ赤。

君はとても紅が似合う。

凄くキレイだよ。

動かない手足、冷たくなった体。

これでやっと君は僕だけのモノ。

冷たくなった君の唇にキスをした。

ポタポタと紅い雫と、僕の目から流れる雫が落ちる。

嗚呼…もう離さない


紅い君。


こんな愛し方しかできない僕を許して…。