「フウカ、僕にできることがあればなんでも言って。力になるよ。」





ベタなセリフだと笑われるかと思ったが、フウカは少し涙ぐんでうんうんと頷いた。





その日はもう遅かったので、フウカに別れを告げ部屋を出た。





また明日昼休みに学校に忍びこむそうだ。





待ち合わせ場所は例の掲示板跡地だ。