王の前に、第一軍隊。

王の後ろに第二軍隊。



そして隣と民の中が近衛騎士団が守るのがどうやら毎年の分配らしいが、民にまで混ざっていることは秘密らしく、私は初めて知った。




「毎年のことだな。よし、王の右に私とバデスとヒマリー」




おうと返事が聞こえてくる。




「左にトルファとソラ。この配置でいいな?」





「はい」




トルファに確認するように視線を合わせながら、返事をする。



すると、彼越しにロイがいつにも増して不機嫌そうな顔をするのが目に入るが、ロイは意見を述べなかった。





「飯にするぞ」





ロイがそういうと食事が次々と運ばれてきて、机に並んだ



私達も席につく









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