「ソラ、みんな驚いてるだろ?」





その声に全員がはっとした



「それはロイ様の変わり様に驚いてるんです。もういいです。」




王に撤回の意志がないのに気づいたソラは、トルファの横へと戻った。



あの時声をかけてから、此処がソラの定位置になっていた。




「ロイ国王って笑うんだ……」



「一応人間だし……」




「そっか。あのロイ国王を笑わすソラのほうが人間離れしてるわぁ」






その言葉にロイ、クローズ、ロストの肩がぴくりと上がったが、誰も気づくことはなかった。




「トルファ、失礼よ!」




「ははっ、ごめんごめん」









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