賢杜の細身の身体は、ほどよく引き締まっていて。 それが心地よく、滑らかな肌とともに、俺の意識を漂わせる。 外はいつの間にか雨が降り始めたらしく、ぱらぱらとガラス窓が音を立てていた。 少しずつ激しさを増している雨。 外界からこの部屋を、まるでヴェールで囲いとるかのような錯覚を起こす。 雨の音と、俺たちの吐息しか聞こえない。 賢杜の鼓動しか、聴こえない。