そうだよ… ありないよ!! あれが彼女って決まったわけじゃないし… あたしは勇気を振り絞って、 陽平に近づく。 「陽平…。」 陽平は静かに振り向くと、 慌てた顔をして言った。 「梨乃…!!お前何でここにっ…」 「…ここに新しい制服、取りに行こうと思って…。」