「あ、あたし参加しませんからっ!!」


顔を赤くしながら

あたしは部屋を出ようとした。


バンっっ


「ひぃっ!!」


気づけば如月君の手は、あたしの顔の横にあり、後は壁。


あたし、押しつけられてるー!?


しかもこれってかなりやばばの状態…だよね??


「俺からは…逃げられねーよ??」


如月君の顔がどんどん近付いてくる。


つーか初対面でこんなことするか!?普通!!


「に、逃げられないと言われましても…。」

「だってリタイアできないってあいつ言ってたじゃん??」



た、確かにっっ!!