タロちゃんのいい香りに包まれて、私はカチカチに緊張していた。 身体中が心臓になったみたい。 すごくドキドキするよ。 タロちゃんの吐息が、おでこにかかる。 「ミツキ様、どうしましたか?」 タロちゃんの甘くて意地悪な声が聞こえてくる。