「大丈夫だったか?」

私は先生の胸の中に
抱かれていた。

「うん。こんなに
愛されるとは嬉しい。」

「ごめんな。
何回もしてしまって。」

「いいよ。先生となら
何回されてもいいよ。」

「明日休みだし、
このまま泊まりたいけど
大丈夫か?」

「いいよ。
お母さんに言われていたの。

『泊まりはいいけど
子供は作ってはダメだよ』

って言われたの。」

「俺も。
母親や蘭にも言われた。

『子供だけはダメだから。
佳世ちゃんが
卒業してから作りなさい』と
言われたんだ。

お互いの
家族に読まれているとはな。」

と先生の熱いキスが振ってきた。

もう離れたくなかった。

けど私たちに大きな
試練がやってきた。