「ごめんなさいね。

私鈴木蘭っていうの。
鈴木巧の妹。」と
言われて思い出した。

1年の時に文化祭で
先生と歩いていた人だ。

この蘭さんが後に
私と先生を助けてくれる人に
なる最初の出会いで会った。

「何故、私に・・・。」

「変に思わないでね。
兄貴最近付き合っている人が
いるって聞いていたから
どんな子か見てみたかったの。
私は応援しているから。」

「ありがとうございます。
何故私を知っていたのですか?」

「兄貴に聞いたの。
ここの校長は私たちの親戚なの。
だから心配しないで
付き合っても大丈夫だよ。」

初めて知った事実・・・。