先生が私の瞳の奥に、
隠されていた事は
このことだったのです。

先生からの告白は嬉しかった。

だから先生とキスをした。

けど私は彼の事が、
忘れられないのです。

だから先生の気持ちに
答えられないのです。」

私は先生に嘘を付いた。

「佳世。
お前そんな事があったのか。
お前の過去が
どんなでも俺は受け止める。
だから・・・」

「先生・・・別れて下さい。
彼の事忘れる事は出来ないのです。
先生の事を好きでした。」

私は言ってその場を去った。