社会の授業で、
問題の答案用紙が、
返ってきたとき、
雅子と見せ合いを、
している時だった。

「天音。
お前社会科苦手か?
テストの点数
悪かったからどうした?」

「別に・・何も・・。」

言えない自分がいた。
それを雅子と鈴木先生は
見逃さなかった。