雅子が私に話を
掛けてきたが無視した。

「ちょっと佳世。
どうして無視するの。」

「雅子こそ私を裏切って。

友達と思っていたのは
私だけだったみたいね。」

「どうしたの?私何も
佳世を裏切っていないよ。」

「聞いたわよ!!
先生とホテルに入っていく
姿を見たってね。」

「違うわよ。誤解よ!!」

「誤解?
よく言えたものだよね。
私が汚れているから
見下していたんでしょう。」

「違う。あれは・・・」

「もういい!!誰も信じない。
誰も信じられない!!」と

私は家に帰った。
もう誰も信用できない。

先生も雅子も誰も
信用しない・・。