俺は、覗き込む凛の頭をグシャっと掴んでなでた。


そうだ!コイツが、俺の痛みの原因か!

なおも心配そうに俺を見る凛の瞳の中の俺を見た。


俺は・・・凛の事を本気で・・・・惚れてしまったのか?。



今まで、味わった事の無い胸の痛さ。

凛の事をガキだと、思っていたが・・・。

実際、凛の事をそんな風に感じている本当の自分にこの時向き合う事になるとは、予想もしていなかった。