君はいつも図書室に

冬馬くんって伊島先輩が好きなのかなっ?

あーっ

気になるっ!!
きっ聞こうかな…?
きっ聞いてみようっ!

「あっあの」

ガラッ

「あっ宮坂?いたいたっ!」

あーっ
誰だよっ!?

佐和山 優太
こいつはまぁ~小学生の時からの幼なじみって奴かなっ?

もうっ
タイミング悪いっ!
「なっ何?」

「お前、図書室何やってんだっ?」

「優太に関係ないでしょ」

「あっそ~ですかぁ~!いい情報入ったのにさっ」

!!!!

「えっ何々!?
教えてぇー」

「あのなっ…」

バンッ

ビクッ!!

【あなた達うるさいわよっ!ここは図書室なんだから静かにしなさいっ!】

先生に怒られたっ…
しかも好きな人の前で…

優太を強く睨んだっ
ガタッ

「あっ…」

「お前らうるさいよっ?」

ガラッガラッ

ズガーン…

キーンコーンカーンコーン×4