いきなりの声に びっくりして 体を起こすと… 「風さんッ!」 「全然起きないから 心配で離れられなくて。 もう夜になっちゃった」 少し照れ笑いを 見せながら 外を見る風さん。 確かに外はもう暗い。 時計を確認すると 7:30をまわっていた。 「保健の先生は 今までの疲れとかが たまってるだけで 特に問題ないッて 言ってたよ。 あ、じゃあとりあえず 先生に報告してくるね」 笑顔を残して 風さんは出て行った。