その言葉と同時に 嫌な気配がした。 「へえッ! こいつなかなか かわいいじゃん」 「オレらが遊んでも いいわけ?」 やだ… なんか周りに たくさんいる。 目が見えないのッて こんなに怖いんだ…。 「ええ。構わないわ。 ボロボロにしてやって」 寒気がした。 このままじゃ やばいと思ったあたしは とにかく叫んだ。 「やだッ! 誰か助けて!!」 「ちッ黙らせろ」 「んッ…」