でっかく微笑む あたしのおやじ。 この大きな手には いつも安心するんだ。 それに… お父さんを 困らせたくない。 それが1番の思いだった。 お父さんはカメラマンを やってる。 すごく有名ッて わけでもないけど たまに偉い人に 気に入られるんだ。 この写真は生きている! ッてね。 あたしもそう思う。 お父さんは者とか 風景とかを 専門に撮ってるけど たまにその物が 今にも動き出しそうに 見えるんだ。