女子の甘ったるい うっとーしい声に 少しイライラしてると 急に声をかけられた。 「ねえッ」 「へ?」 顔を上げると そこにはかわいい 女の子。 くりっとした目に ふわふわした 少し癖のある ショートヘアー。 「あたし、冬島美月 (フユトウ ミヅキ) 友達になってくれない?」 「うん!ありがとう! あたし友達できるか 不安だったんだー!」 あたしは本当に嬉しくて ぴょんぴょん跳ね回った。