「ううーん! いい天気!」 カーテンを開けて お父さんを起こす。 なんだか昔に 戻ったみたい。 「お父さん! 今日出発でしょ」 「んんー… おはようございます」 「なに寝ぼけてんの!」 そして朝食を 簡単に済ませて 静かに家を出た。 振り返って大きな 門を見上げる。 今思えば、 こんなお金持ちの家、 もともとあたしには 合わなかったのかな…。