キャラメル味の生活


お父さん、あたしのこと
ちゃんと考えて
くれてたんだ。





でも…


あたしは素直に
喜ぶことができない。



「どうした、小夏…?

ひょっとして
嬉しくなかった…か」



あッ…

あたしったら…


お父さんがせっかく
あたしのためを思って
頑張ってくれたのに…



「ううん!
嬉しいに決まってるよ!」



あたしの言葉を聞いて
パアッと輝くお父さん。



「そ、そうか!!
良かった良かった!

それでな、つまりは
もうこの家には
お世話にならない
ッてことなんだな」