「ッせーな… 朝からでかい声 出しやがって…」 「小夏ちゃんがなかなか 起きてこないから 起こしにきたんだよ」 「でも何回名前呼んでも 起きねえから お目覚めのキスが いんのかと思って、 したらホントに 起きてさあー」 ケラケラ笑ってる海くん。 「ふざけんなあー! これから一切 あたしの部屋 勝手に入んないで!」 屋敷中に響き渡るような 大きな声で怒鳴った。