「あたしこれから バイオリン教室が あるんだけど…」 「しょうがないわ! あたしたちは 帰りましょう」 「え?やばくない…?」 「大丈夫よ。 朝になったら 誰か来るでしょ」 「それもそうね」 ……… あーあ、行っちゃった。 まあいっか。 どうせあたし 暇人だもん。 はあ…なんか疲れたなあ。 あたしは薬品棚に よりかかり そのまま寝息をたてた。