キャラメル味の生活


ドタバタドタ…



「うッ…

ふ、ふぇー…
うわあーん!」



走って自分のベッドに
飛び込んで

枕に顔を押しつけ
おもいきり泣いた。



「うう…
晴、晴ッ…」


あたし…待つなんて
言ったけど…

本当はすっごい辛いよ…。


あたしが待ってる間に
他の女の子に
晴をとられるかも
しれないッて…


不安で不安で
しょうがないんだよ…。





だけど、あたし…
晴を信じるよ…。


成長しなきゃ
いけないのは
あたしも同じだもんね。


「なんて顔してんのよ!」