キャラメル味の生活


「晴?」

「オレ、全然だめだな」



悲しそうに笑う晴。



「オレあの日兄貴に
誓ったのに。

小夏を絶対
幸せにするッて。

なのにオレだけの
勝手な気持ちで
頭いっぱいに
なっちまって

小夏の気持ち
ちゃんと考えられなくて

結局小夏を泣かせた…。


あげくの果てには
料理まで間違えるなんて

こんなんじゃ
兄貴に怒られちまう」



そしてゆっくり、
でもしっかりと
顔を上げた彼の顔は

真剣そのものだった。


そしてその瞳は
何かを決意したような…

強い光を放っていた。