「海くん…
あのね、ちょっと
聞いてくれる?」
「うん…」
ゆっくり海くんが
あたしから離れる。
「海くんの気持ちも
風さんの気持ちも
すごく嬉しいよ。
だけどね?
あたしだって
ハンパな気持ちで
風さんじゃなくて
晴を選んだわけじゃ
ないんだ。
だからまずは…
ちゃんと晴と
話をさせて?」
海くんの目を見て
真剣に頼んだ。
だって本当に
あたしは晴と
話したかったもん。
海くんからの告白を
聞いているのに、
結局晴の話でごめんね…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…