「小夏を
追いかけて来たのも

さっき引き止めたのも



風に頼まれたッてのも
もちろんある。


だけどなにより、

オレが小夏を
好きだからなんだよ!



確かに今までのオレじゃ
信用できないかも
しんない。

でもオレ本気だよ?
小夏を守りたいよ?

…そばにいさせてよ」



すがるように
あたしの肩に
顔をうずめて

ギュッと抱きしめる。





そんな…


あたしどうすれば…?