キャラメル味の生活


「ただいま…」

「あ★
小夏おかえりー!
どうだった?」

「渚の差し入れッて
レモンの…?」

「あ、そうそう★」

「…晴おいしそうに
食べてたよ」

「あ、ちょっと小夏ー?」



そのまま泣かずに
渚と話していられる
自信がなくて

部屋に逃げ込んだ。



はあ…


あの渚の嬉しそうな顔。



晴の彼女ッて
あたしだよね…?